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いまさらだけど黒毛和牛の値段が上がってる話 その2

2月 19, 2017 - 牛の話
いまさらだけど黒毛和牛の値段が上がってる話 その2

前回のお話はこちら
<いまさらだけど黒毛和牛の値段が上がってる話 その1>

牛の値段がずーっと上がり続けてます!って話をしたら何故か勘違いをして「肉屋はもうかってええなぁ」ってことを言われました。もちろん仕入が増えているので儲けは減る一方です。むしろ全国的に和牛を扱うお店は厳しいんじゃないかと思います。では、肥育農家さんが儲かってるかっていうとそうではありません。
一般的に肥育農家さんは10ヶ月くらいの子牛を仕入れてきて、月齢30ヶ月くらいになるまで育てます。この間にエサを与えて子牛に肉をつけて大きくしていくんですが、エサ代や管理費用も長く飼う分だけコストとしてかかってしまいます。その分が牛を出荷する値段に全部のせれればいいのでしょうけど、牛を買う肉屋もそこまで高く買えません。なので肉屋も肥育農家もお互い儲からずにしんどいんです。

では、なんでしんどいのか。一番の原因は子牛の値段が高騰していることです。
実際どれくらい値上りしてるかというと、子牛の産地のひとつである熊本では10年前の平成18年度が平均35万円くらいでした。それが上下しながらも平成25年に40万を超えてからは、あっという間に50万を超え昨年の12月には80万を超えました。中には一頭100万を超える子牛も出てきてます。たった10年間で子牛の値段は倍以上になったのです。

子牛が高くなった理由については、その3で!もう少しだけ続きます(^_-)-☆